パターン認識

分類という思想を読んだ。

パターン認識とか呼ばれる分野の研究では、ある未知のものを、あらかじめ定めたいくつかのクラスに、自動で、いかに精度よく分類するか。というのを研究してます(たぶん)。そのような研究をする上で、そもそもクラスをどう設計するかという問題があるので…

視覚科学を読んでみた

視覚科学作者: 横澤一彦出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2010/02/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 25回この商品を含むブログ (5件) を見る人の視覚処理とかをある程度勉強しておきたかったので, この本を読んでみた. この本は生理学じゃなくて,…

高次局所自己相関特徴 HLAC

はじめに 通称:HLAC特徴 性質:位置不変性,加法性などなど HLAC特徴とは HLAC特徴は位置不変性,加法性などの性質があります. HLAC特徴は画像全体に対する積分によって計算されるので, 対象物の切り出しというものが必要なります.一般的に 実際にHLAC特…

判別と識別

パターン認識などでは判別や識別という言葉が使用される. 私の中ではこの二つの言葉は意味が異なるのでここで説明しておく.判別:各クラスの識別しやすいように変換する. 識別:入力データがどのクラスかを決定する.判別の例:主成分分析,因子分析,フ…

マハラノビス距離

OpenCVでマハラノビス距離を計算するには double norm = cvMahalanobis(x, mean, covinv); を用いると簡単に計算することができます。 cvmSub(x, mean, tmp1); // x-m cvmCopy(tmp1, tmp2); cvmMul(class_covinv, tmp2, tmp2); // covinv * (x-m) double nor…

距離

距離というと一般的には直線距離(ユークリッド距離)のことを指していることが多いです。 しかし、ユークリッド距離の他にも多くの距離が存在します。そもそも距離とは が成り立つものを距離といいます。 さらに詳しく知りたい方はWikipediaなどを参照してく…

パターン認識における判別

パターン認識における前処理

HLACとフィッシャーの線形判別を用いてじゃんけんの手を判別してみた(2)

前回の続き。 フィッシャーの線形判別を用いて3次元にplotしてみました。射影後の次元はc-1=9-1=8次元なのですが、 固有値の大きい3つを選んで出力してみました。うーんきれいに分かれています。 これだけきれいに分かれていれば、 「各クラスの平均ベクト…

HLACとフィッシャーの線形判別を用いてじゃんけんの手を判別してみた

じゃんけんの手(ぐー、ちょき、パー)をHLAC(25次元)で特徴抽出、 フィッシャーの線形判別で3-1=2次元の部分空間に射影。 その結果は以下の通り。 データ数はそれぞれの手が300枚。 赤:ぐー、緑:ちょき、青:パー「平均ベクトルとのユークリッド距離が最短…