gPhoto2で遊ぼうとしたが、断念

最近、gPhoto2という素敵なツールを見つけました。
gPhoto - gPhoto Home

gPhoto2とは普通のデジタルカメラをUSBでパソコンに接続して、コマンドを叩くと、写真を撮影できるというライブラリ。定点観測や天体観測などに使われているみたいです。

さっそく、OSXにbrewでgPhoto2をインストールし、先日購入したNikon COOLPIX p330を接続してみました。
が!コンデジ内のデータ(メーカ名、画像データ等)は取得できたものの、撮影は出来ませんでした。。。

調べてみると、ここによると、
gPhoto / Feature Requests / #430 capture-image support for Nikon Coolpix P330

gPhoto2のバージョン2.5.2では、p330に対応していないようです。一応、最新のtrunkでは対応してあるらしく、次期バージョンで反映されるとか。
trunkを落としてくるのは少し面倒なので、気が向いたらやりたいと思います(やらない)。

分類という思想を読んだ。

パターン認識とか呼ばれる分野の研究では、ある未知のものを、あらかじめ定めたいくつかのクラスに、自動で、いかに精度よく分類するか。というのを研究してます(たぶん)。そのような研究をする上で、そもそもクラスをどう設計するかという問題があるのですが、そこを深く考えたことがなかったので、分類学の本に手を出し始めました。

分類という思想 (新潮選書)

分類という思想 (新潮選書)


ということで、まず読んだのがこの本。
生物や植物の分類方法の歴史とか、構造主義について述べられてます。

読んだ感想としては、パターン認識の研究をかじっていたためか、この本で最終的に主張したいことは当然のように感じてしまい、若干面白みに欠けた印象。
例えば、まとめに書かれていた一文とか。

私が依拠する立場は極めて単純だ。分類はいずれにせよ、人間が行う営為のひとつである、ということだ。すなわち、すべての分類は人為分類である。従って、すべての分類は本来的に憑依的なものである。

つまり、目的に合わせて分類や分類基準を考えないといけないわけで。何でもかんでも階層的クラスタリングしときゃオッケー!みたいなことは思っちゃいけないわけで。ある程度、精密な分類基準が欲しければ、ちゃんと手作業で分析して分類基準を求める作業が必要になるわけで。。。。ってこと?
てなことを考えながら読んでました。まぁ当たり前のことですね。

生物分類学は、なにか一つの分類基準があるのかと思ってたんですけども、実際は色々基準があって、パターン認識とかと同様の問題意識があるということを知れたというのは良かったです。

HHKB Professional JPを買った。

ずっと欲しいと思っていたHHKB。みんな大好きHHKB。
ついにこの日がやって来ました。

今回購入したのは、HHKB Professional JP。

本当はtype-sっていうより静音化されたHHKBが欲しかったのだけれども、そちらは3万円もするし、試しに触れる環境もなかったので、これを書いました。それでも、2万円もするのだけれども。

感触としては、凄くいい。スコスコ感がたまらない。ただ単純に気持ちがよい。
あと、以前にHHKB Lite2を使っていたので、キー配列とかは問題なく使えてます。

このHHKBをmacで使用しているのだけれども、少し設定をいじったので、そのメモ。

設定 for mac

  • HHKBの設定
    • SW1~5 = [ON, OFF, OFF, OFF, ON, OFF]
    • 左♢と左Altのキートップの位置を入れ替え

やっているのは、macモードに変更と左♢と左Altの入れ替え。

  • macの設定
    • 「システム環境設定」→「キーボード」→「修飾キー」で、左のHHキー(Caps)を無効にする。f:id:nosyan:20130928183510p:plain


欲を言えば、右のKanaキーのキートップを♢キーに変えたいなー。

数学文章作法 基礎編を読んだ

作文能力を高めるという目標の一環で,結城浩著「数学文章作法 基礎編」を読みました.

数学文章作法 基礎編 (ちくま学芸文庫)

数学文章作法 基礎編 (ちくま学芸文庫)


本のタイトルに数学とついてますが,数学以外の人にもおすすめな本です.

内容自体は作文のhow-to本なのですが,結城さんらしい優しい,分かりやすい文章で,内容が頭にするすると入ってきます.また,私が学生時代に論文を書く際にやっと気づいたことがほとんど書いてあり,論文を書く前に読んでおきたかったと思いました.さらにそれだけでなく,文章中の例や問いの使い方も参考になりました.

作文のhow-to本としては木下 是雄著「理科系の作文技術」が有名ですが,

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

理科系の作文技術 (中公新書 (624))


今回読んだ本,数学文章作法の方がより基礎的で分かりやすい文章なので,まずは,数学文章作法から読むことをおすすめします.

日本語練習帳を読んだ

今回は,大野晋著「日本語練習帳」を読みました.

日本語練習帳 (岩波新書)

日本語練習帳 (岩波新書)

 学生時代に研究室の指導教員から「まず日本語を勉強したほうがいい」と言われてしまったことがきっかけで,Amazonで評判の良いこの本を読みました.

 この本を読み,主に学んだこと/面白かったことは,

  • 語彙力の重要性
  • 「は」と「が」の違い

です.特に「は」と「が」を「主語+述語」として考えないことが新鮮で,面白く思いました.
 この本には,他にも文章の骨格や敬語に関する章もあるのですが,他のHowTo本と少し重複してるので割愛.もちろん,それらの章も面白いです.

 この本を読んで,まだまだ日本語をちゃんと使えそうにないなと感じました.それと同時に,日本語というツールばかり磨いても使わないと意味が無いよなと思いました.なので,次は何を読もうかな・何をしようかなと悩み中です.

外付けHDDを買ったのでTimeMachineを設定した

前々からMacBookPro(13inch, Early 2011, Lion)のバックアップを取らないとなーと思っていたので,外付けHDDを買いました.今回買ったHDDはこれの1TB.

購入した決め手としては,2chで評判がそこそこ良かったのと,価格もそれなりに良かったから.(2013/02/05現在8,180円)

1TBをTimeMachine用(600GB)とデータ保存用(400GB)に2つのパーティションに分けました.600GBにしたのは,Macbookのストレージが300GBぐらいなので,2倍あれば十分かなと思ったから.
で,今TimeMachineの初回バックアップをしてるのですが,初回なので7時間近くかかる模様.寝る前とかにやればよかったなーと少し後悔.

まーとにかく,これでバックアップできたし,いつmacbookが死んでも大丈夫ですね^^