地頭力を鍛える 問題解決に生かす「フェルミ推定」 まとめ
地頭力を鍛える。
頭がいい
・物知り 知識が豊富 What思考
・機転がきく 対人感性が高い How思考
・地頭がいい 思考能力が高い Why思考
地頭力の全体像
・知的好奇心(原動力)
・論理思考力(守り)、直観力(攻め)
・仮説思考力、フレームワーク思考力、抽象化思考力
3つの思考力の比較
仮説思考力
一言で言うと:結論から考える
メリット:最終目的まで効率的に到達する
プロセス:1.仮説を立てる
2.建てた仮設を検証する
3.必要に応じて仮説を修正する
(繰り返し)
キーワード:ベクトルの逆転
少ない情報で仮説を立てる
前提条件を決める
「タイムボックス」アプローチ
フレームワーク思考力
一言で言うと:全体から考える
メリット:思い込みを排除し、
コミュニケーションの誤解の最小化
ゼロベース思考を加速する
プロセス:1.全体をする
2.切り口を選択する
3.分類する
4.因数分解する
5.さいしてボトルネックを見つける
キーワード:絶対座標と相対座標
ズームイン(全体→部分)の視点移動
適切な切り口(軸)の設定
もれなくダブりなく(MECE)
抽象化思考力
一言で言うと:単純に考える
メリット:応用範囲を広げ、「ーを聞いて十を知る」
プロセス:1.抽象化する
2.モデルを解く
3.再び具体化する
キーワード:具体⇔抽象の往復
モデル化
枝葉の切り捨て
アナロジー(類推)
地頭力を鍛えると「圧倒的に」生産性が上がる
「結論から」「全体から」「単純に」
地頭デバイドの時代に必要なのは、
知識力そのものよりも新しい知識を次々と生み出せる
地頭力を持った地頭型多能人(バーサタイリスト)である。
フェルミ推定=地頭力を鍛えるツール
フェルミ推定の基本プロセス
1.アプローチ設定
2.モデル分解
3.計算実行
4.実現性検証
フェルミ推定の意義
個別の問題そのものを解けることにyなることよりも、
その基本精神やプロセスを身の回りの問題解決に適応していくこと
仮説思考力
今ある情報だけで最も可能性の高い結論(仮説)を想定し、
常にそれを最終目的地として強く意識して、
情報の精度を上げながら検証を繰り返して仮説を修正しつつ最終結論に至る思考パターンのことである。
ポイント
・どんなに少ない情報からでも仮説を構築する姿勢、
・前提条件を設定して先に進む力
・時間を決めてとにかく結論を出す力
注意点
・初めの仮説にこだわらず、最新情報に基づいてフレキシブルに仮説を進化させる
・結論が早期に出る分、深堀が甘くなることを注意する
フレームワーク思考
目的:思考の癖を取り払ってコミュニケーションを効率的に進めるとともに、
ゼロベースで斬新な発想を生み出すこと
フレームワークで考えるためには個人個人の相対座標とだれもが共通に考えられる絶対座標が必要
フレームワークのリスク:先に枠を固定することで思考そのもののを固定化する
抽象化思考力
抽象化思考力によって応用力を飛躍的に向上させることができる
概念の基本:共通点を探す
トレーニングツール:なぞかけ 「〜〜とかけて・・と解く」
抽象化思考の阻害要因:自分は特殊だという思い込み
注意点:
具体化とのバランスを常に意識すること
過度に一般化しないこと
地頭を鍛える
・3分間事業シミュレーション
・エレベータテスト
地頭型多能人
地頭力で考えて対人感性力で行動する