志学数学を読んでみた.
指導教員から勧められたので,この本を読んでみました.
志学数学―研究の諸段階・発表の工夫 (シュプリンガー数学クラブ)
- 作者: 伊原康隆
- 出版社/メーカー: シュプリンガーフェアラーク東京
- 発売日: 2005/04
- メディア: 単行本
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これから研究するんだ,という方にお勧め.
内容は数学の研究の仕方,論文を書くとき,学会に参加するときの心構えなどでした.
著者が数学者なので数学に特化していますが,
数学の難しい話は全くないのでだれでもさくっと読めます.
そして,数学を自分の分野に置き換えれば,
研究をするにあたって,心構えなどがすごくためになります.
数学の研究の段階として
A 高等数学に興味を持つ
B 本格的な書物を考えながら読む
C 問題を作って解いてみる
D 最初のまとまった研究体験
E さらに見聞を広める
F 本格的な研究生活へ
が挙げられていました.
私はまだBに入るぐらいだと思っています.
まだまだ修行が足りないようです.
研究の心構えを学ぶのに参考になるかと.